わたしがオススメするマンガは絶園のテンペストです。
城平京先生が原作で、月刊少年ガンガンにて連載中です。
この物語は、妹を殺された少年と、その友人が、殺人犯を探すという理由で旅をするのが始まりです。
作中には魔法が登場し、世界観の深みを増す効果を発揮しています。 このマンガでは、度々シェイクスピアの作品、「ハムレット」と「テンペスト」の名言が流用され、物語の結末が悲劇か喜劇か、どうなるのだろうと考えさせられ、先の気になる伏線がいくつもあります。
作者曰く、最後から読んだらどうということのない謎だが、そこに行き着くまでで読者を楽しませられるように作った作品だそうです。
実際、わたしは作者の思惑に見事嵌りました。 ファンタジーやミステリーが好きな方は、読んで損はないマンガだと思います。